今日の午後、ビバホームの帰り道に対向車にパッシングされました。古い軽自動車に乗った中高年女性だった事だけは記憶できました。

　最近、自分のシートベルトの着用が甘いのは気にかかっていましたので、瞬時にベルトをして、身を潜めた警察官の監視を何とか免れて無事？に誘導されずに通過できました。コンマ何秒の世界でしょう、監視官も僕も苦笑いでしたので・・・。

　おばさんありがとう！　　違いますね・・・

　いろいろ考えました。
まず、自分の命を守ってくれるベルトをし忘れたり、軽視している人を厳重注意して監視してくれる、豊かな国に生まれたことに感謝しました。

　あと、「中高年ドライバー」の方々を日頃煩わしく思っている自分に嫌気がさしました。ゆっくり走ってると後ろにﾋﾟｯﾀﾘ、ゆっくり曲がればホーンで威嚇し、最後に睨みつけて「こっちが正解だぜ」といわんばかりの偉そうな自分の態度。最初パッシングされた時も「何だよおいおい！」と思った位、敵意をもって見ていたのです。あまりの自分勝手さに我ながら腹が立ちました。

　そして最後に「自分さえ良ければいい、他人はどうでもいい」現代人に僕も成り下がってしまったのかな？とも思いました。良し悪しは別にして、最近そのおばさんのようにパッシングで事をお知らせした記憶がないのです。自分側の車線は逆に大丈夫だと思うだけで、対向車に関心が無かったのでしょう。

おばさんのおかげで失いかけていたものが甦った気がしました。それも明日からの自分次第ですが。