はい、分かりませんでした。検診では異常なしでしたからね〜
超簡単に説明いたします〜
赤ちゃんは母体の中では肺で呼吸せずに、お母さんの胎盤と本人のおへそのルートでのみ栄養、循環を得ています。
生まれた後に「産声」を上げて、その勢いで肺がパカッと開き、赤ちゃん本人の呼吸循環を手に入れます。
すごい感動的な生命力ですよね! きっと皆さんもそうだったのですよm
では肺で呼吸を始める前はどうだったか?
おなかの中にいる時は皆さん図の指している場所に血管があるのです(点線の血管。動脈管という)
この管があるからこそ肺が無くても循環としては成り立っています。
ここからが凄いのですが、この血管は生まれて2〜3時間で閉鎖するのです〜
赤ちゃん本人の肺呼吸になって不要になるからです。
この2〜3時間がポイントです〜
昨日説明したように、青太郎は生まれて1時間後にSpO2に異常が出てきました。。。。
つまり弁が閉鎖しててもこの血管のおかげで1時間大丈夫だったのに、その血管が塞ぎ始めたのでいよいよ苦しくなってきたのです。
仕方ないですよ、肺に行く血管が途中で寸断されていた訳ですからね。
とりあえずその塞がろうとする血管が塞がらないように、凝固防止薬を大量に回し凌いだのです
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