象徴
先日電車で都内から帰る時の話。 自分はラッキーにもすぐにイスをゲットし寝たフリ(できれば譲りたくない・・・)。 湘南新宿ラインに乗って帰る人達は埼玉や栃木までの長距離移動の人が多い。 自分もその一人である。
ゆえに座る事には楽したい以上の価値がある。だから座ることに執着するのだ。
次の池袋駅でドアが開いて降りる人が無くなるかどうかのタイミングでバトルが始まる。 自分は薄目で観賞する。 与作よりちょっと年上の女性が他の人を振り切り空席をゲット! 最終的に3人によるバトルに見えた。勝者はクールに寝る体勢になろうとしていた。
しかしここで人生を象徴?するようなドラマが始まった。 その女性の前にご老人のお婆ちゃんが遅れて乗って来て立ったのである。
せっかくのイスを譲るのか、それとも誰かさんみたいに寝たフリをするのは自由だ!?
この一部始終を見ていたのは他にもいただろう。 その全員が気持ちよくなる選択を彼女はしてくれたのだ。 ゲットした席を僅か10秒で潔く手放してくれた事が、廻りを引き締めモラルや親切や怠惰や様々な人生で起こる出来事を回想させてくれたような気がした。
新宿の公園で灰皿について口論している近所のおじさんと区役所の人。 フュージョンとスカイウェイブ達、ビックスクーター通勤に人気ですよ