先輩
挨拶が「あついっすねー」になっている今日この頃、せっかく歴史的に暑い日なので楽しく仕事をしましょう、思い出にもなりますよね。
セミさんを「先輩」と呼ぶようになったのは、2年位前からである。 彼らが土の中で7年前後過ごしその後地上に出て数日で一生を終える、という小学生でも知ってる生態を再認識した日からである。
セミは確かに大きくて、気持ち悪いし、子供達にはそんなに人気は無い。 飛んできたら思わず避けてしまう大人も多いはずだ。 そんなセミ達を「先輩」と謙遜するのは、当時僕がここに店を出してからの年数と、彼らが近所の土の中に隠れていた年数による。 つまり僕がここに根付く前から、その根付近に僕より早く住んでいらっしゃった・・・。という事実によるのだ。
僕の失敗や経験を近くの土の中で見守っていてくれた、その土地の先輩である。
この季節弱った先輩達がガレージに迷い込みます。明かりを目指す習性なのでしょう。 地面に逆さまに寝ている先輩を見たら、みなさん指を差し伸べてみてください。 衰えて弱ってる先輩でも指に捉まります。そして近くの植木にでも移してあげてください。もう少しでも夏の演奏をさせてあげましょう。 いや楽しませていただきましょうね。
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